月刊ポプコム 1987年1月号 です。
ポプコムではほんの一時期だけのアイドル表紙(CG加工も無し)の頃ですが、すみませんこの方知りません…。
目次です。ポプコム大賞1986の発表です。ファミコンやアーケードゲームのコーナーもあるのですが、今回取り上げません><
ゲーム単体では無く、ソフトハウス作品まとめて評価という珍しい括りですが、グランプリはザナドゥシリーズの日本ファルコム。普通2~3万本売れたら万々歳な時代に(今はもっと厳しい様な)、15万本売れたそうで、その後もロングランしてるしシナリオⅡやらリメイクやら、トータルで何万本売れたんでしょうね^^
なお更に、ロマンシアと併せてベストゲームデザイナー賞を、木屋善夫氏が受賞してます。
2位はハイドライドシリーズのT&Eソフト。アクティブロールプレイングの呼称はは確かにハイドライドが最初というか最初で最後じゃないかと思いますが、カレイジアスペルセウスが憐れや…>< そして次はアクション+シミュレーションのディーヴァで革命ってノリでしたが、色々と何というか…しかも88SR版は悲しい画面だったなあ^^;
3位は魔城伝説やグラディウスでMSXを盛り上げたコナミ!ホント名作多いと思いますが、その中での紙尾さん推しが面白い^^
ここからヘンな各賞となります。それぞれ活躍したメーカーばかりなので賞あげたいのはわかるのですが、レリクスってホラーRPGなんですか???ホラーでもRPGでも無いと思ってたんですが…。
続き。やはり無理矢理な賞ですが良しとします^^
ここでようやくミステリーアドベンチャー出しまくってたシンキングラビットと、今もシミュレーションゲーム大御所の光栄です。
シミュレーションと言えば大戦略のシステムソフトと、A列車のアートディンクも。
超新作コーナーではザイダーやキングスナイトスペシャル等と、77AV専用のアムノークが紹介されてます。スタークルーザー等はタイリングペイントでしたが、4096色のポリゴンや、空のグラデーションはホント綺麗ですね。こんな専用タイトルがもっと出てればなあって感じです。
そしてポプコムのグラフィックツール、ダ・ビンチによるZガンダム凄いですが、木村明広となっていて、あのサバッシュやエメドラやアルシャークのデザイナー木村明広氏だと思うのですが、やっぱ素人時代から凄いのですね^^
ソフトハウス訪問のコーナー。こちらのSONY以外にもアートディンクやゲームアーツも紹介されてるのですが、何かそれらの紹介ページは広告と見分けがつかない^^;
新作情報ではシルフィード等紹介してます。出始めてたポリゴンものとはちょっと違う使い方をしてて、新鮮だったのでは無いでしょうか。遊んでみると、視点以外はオーソドックスなシューティングでしたが^^;
デスフォースも、先程のアムノーク同様77AV専用で美しかったですね。こちらは何故かキャラがモノトーンで統一されてますが、グラデーションが凄い美しいです^^ 当時内容の評判をあまり聞かなかったのですが、どうだったんでしょうね。未来は色んなゲームの良い所取りな感じで人気あったと思うのですが、グラフィックのセンスが嫌いで当時敬遠してました…><
他、グラディウスやヴァリス等と、ファミコンの同タイトルとは恐らく全く無関係なハイウェイスターが紹介されてます。マークフリント作の98専用ポリゴンレースゲームで、何かフワフワな動きで凄く速かった様に覚えています^^
白黒ページでは読者が買ったベスト30の紹介。上位はポプコム大賞受賞作が多いですが、アルファやウイングマン2やライーザやウィバーンも入ってますね。
新機種レポートは77AV40や88のMH/FHを紹介してます。どちらもマイナーチェンジではありますが、前者は26万色や640×400ドットで8色が使えるようになり、後者はCPUクロックが4MHzから8MHzにアップし、ビデオアートボードを付けると6万5千色が使える様に。…しかしこれら26万色や6万5千色使ったソフトとかって何本出たんですかね?